特定非営利活動法人ニンジン

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活動報告:
 ■ 年次レポート (2006.10.1〜2007.9.30)

 モンゴルの障害者支援については、使用済み車いすの整備を進め、5月に障害児療育の専門家を派遣し、6月にJICAを通じての車イス寄贈、8月にモンゴルに車いすを届け交流するツアーを実施し、現地で車イスを手渡してきました。昨年度に続き、現地で活躍する青年海外協力隊員等との交流もすることができました。
 タイについては、交流しているRudeLA(ラフ農村開発)の研修農場開設10周年に合わせて交流ツアーを実施し、また青少年のための研修・交流ツアーの企画コーディネートを行いました。
 文化交流事業として、7月に3回目のモンゴル音楽コンサートを実施しました。
 運営面では、事務局にスタッフが常駐していない状態は続いていますが、7月より事務局に週1日学生インターンが入りました。ホームページでの組織情報の提供のほか、メールニュース、ニュースレターでの情報提供を行いました。

1.海外との協力事業
  (1) モンゴル障害児療育支援事業
   

@モンゴルへの療育専門家の派遣
 5月下旬の学校が休みに入る前に療育の専門家(理学療法士)を派遣し、モンゴル国のウランバートル及び南ゴビにおいて療育の支援を行った。

派遣目的: (1)第10障害児センターにおける活動を把握し、アドバイスできることがあればお手伝いをする。(クラスの活動時の子どもの姿勢、教材の提示の仕方、授業内容、etc.)
(2)“SharetheJoy”Center(南ゴビ)における療育の実際を知り、気づいたことを伝える。(訓練場面でのポジショニング、保持の仕方、力の入れ方、注意点etc.)
実施期間: 2007年5月16日〜6月4日(20日間)
派遣専門家: 吉濱信恒氏(二ンジン理事・理学療法士)
派遣施設: (1)第10センター(ウランバートル市内)
  5月17日〜21日(3日間)
(2)“SharetheJoy”Center(南ゴビ、ダランザドガド)
  5月23日〜31日(7日間)
成果: (1)モンゴルにおける障害児療育の最先端である第10センターの療育の現状を把握し、訓練を20人の子どもに実施し、OT、PTへのアドバイスを行う。
(2)公的支援なしで設立された“SharetheJoy”Center(南ゴビ)において、訓練を通してただ一人のマッサージ師への指導を行う。訓練した子どもは、延べ60人。
協力: ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(寄付金)

A中古車椅子、装具等の収集・発送、現地での配布
 心身障害児総合医療療育センターにおいて、君塚所長の声がけにより、年間を通じて使用済みの車いす、歩行器、木製工房椅子などが業者さんの協力で集められている。
 今期は、JICAの「世界の笑顔のために」プログラムへの協力と、8月のモンゴルへの交流ツアーでの2回の運搬により、合計70台の車いす等および中古下肢装具類49点を寄贈した。車いすのうち21台については、JICAからモンゴル以外の国の青年海外協力隊員に送付された。

収集協力: 心身障害児総合医療療育センター(東京・板橋区)
点検・整備作業日: 2007年5月16日、6月10、27日、7月28日


<JICA「世界の笑顔のために」プログラムによりモンゴルとキルギスへ>

配布台数: 車いす32台。座位保持いす2台、工房いす2台、バギー2台、スタビライザー1台、
計39台
発送: 2007年6月27日(JICA倉庫まで搬送)
輸送: JICA(独立行政法人国際協力機構)
受入団体: モンゴル国第10センター18台、
キルギス共和国14台、他
成果: 第10センター隊員より礼状が届き、また、8月に訪問して確認。大変喜ばれている様子が伝わる。
キルギスの隊員より礼状が届き、同国で障害者に係わる隊員で立ち上げた「福FUKU会」で責任を持って管理するとの報告を受けた。


<モンゴル国へ運搬>

配布台数: 車いす29台、歩行器1台、ストレッチャー1台、計31台、下肢装具27セット、靴21足、ヘッドギア1点、計49点。
発送: 2007年8月11日(JALチャーター便)
輸送協力: 株式会社日本航空インターナショナル
受入団体: モンゴル障害児父母協会、第10センター、第25学校、孤児院、国立リハビリテーションセンター、国立外傷センター。
成果: 現地では子ども用の車いすは入手ができないため、待ち望まれている。地方への普及がまだ不足している。国立リハビリテーションセンターへ大人用下肢装具類を寄贈し、大変喜ばれた。
  (2) タイ、ミャンマー山岳少数民族(ラフ族)自立支援事業
   

 昨年度、北タイの山岳少数民族NGOラフ農村開発(RuralDevelopmentofLAHU,代表ダイエー・セイリ氏)と協力してミャンマーにラフ族のための研修農場をつくるため、このプロジェクトの支援組織「ビルマ・シャン州農援団」が立ち上った。当面3年間をめどに支援することとなり、その事務局をニンジンで引き受けた。
 他の協力団体からの資金が届き、現地では、農場運営組織が立ち上げられ、農場内の施設の整備(作業スタッフ用の小屋の建築等)が進んでいる。このため現地との協議により、今期中は農援団の資金移動は行わなかった。
  研修農場所在地:ミャンマー・シャン州チェントゥー市
  農場面積:1.5エーカー
  責任者:ドナルド氏(アジア学院修了生)。

 

2.交流事業
  (1) 北タイRudeLA交流ツアー
 

 北タイの山岳少数民族ラフ族のリーダー、ダイエー・セイリ氏が進めてきたRudeLA(ラフ農村開発)が研修農場を開設して10年になるのを記念して、式典参加と現地スタッフとの交流を兼ねたツアーを実施した。

時 期: 2007年2月20日(月)〜2月26日(月)6泊7日
内 容: <チェンライ>記念式典への参加、山岳少数民族ラフ族の村の生活体験、ゴールデントライアングル視察
現地協力者: ダイエー・セイリ氏(チェンライ、RudeLA代表)
参加者: 14名
  (2) 高校生のための北タイ修学旅行企画・コーディネート
    

 東京・北区にある私立・順天高校のタイへの修学旅行の一部、北タイにおけるプログラムの企画・コーディネートを行った。現地協力者に連絡を取りながらプログラム作り、手配を進め、実際の受け入れを現地で担当してもらい無事終了した。今回は、同校より撮影スタッフが同行し、ビデオ記録が残った。

時 期: 2007年7月24日(月)〜7月30日(日)6泊7日
内 容: <チェンマイ>HIV/AIDS感染孤児施設、ストリートチルドレン関連施設などの訪問、視察交流、象のトレーニング・ファーム
<チェンライ>山岳少数民族ラフ族の村の生活体験、研修農場での体験・交流、子ども寮での交流
現地協力者: 川口泰広氏(チェンマイ、タクライ事務局長)、
ダイエー・セイリ氏(チェンライ、RudeLA代表)
参加者: 25名(高校生19名、教員4名、撮影スタッフ2名)
成果:

東京に暮らす高校生が北タイの問題を抱える青少年や自立をめざす山の村人たち、子どもたちに出会うことで、価値観、生き方を考える機会を提供した。記録DVDあり。

  (3) 第3回モンゴル交流ツアー〜障害児に車いすを届ける旅〜
     モンゴルへの車いす輸送にご協力いただいているJALのチャーター便に乗って車いすを届け、モンゴルの障害児に直接手渡し、あわせてモンゴルの大自然を体験する交流ツアーを実施した。
 
期間: 2007年8月11日(土)〜8月19日(日)8泊9日
内 容: 車いすの運搬
<ウランバートル>車いすの寄贈式(障害児父母協会)、市内観光、チンギスハーン建国800周年記念騎馬ショーの見学
<テレルジ>ツーリストキャンプに宿泊し、乗馬、遊牧民のゲル訪問。
※事務局は、国立リハビリテーションセンター、国立外傷病院、サイハンセテゲル義肢工場の訪問
参加者:10名
協力:JAL、アサヒビール(イベントジャンパー等寄贈)、エムジェイツアーズ
参加者:

11名

  (4) その他
    

・モンゴル社会福祉NGO一行5名の受け入れ(外務省からの依頼)
  期日:2007年3月27日(火)16:00〜17:00
  会場:東京都障害者総合スポーツセンター(王子)
  対応:足立理事長
 

3.啓発事業
  (1) モンゴル公開報告会
   

 モンゴルでJICAのシニア海外ボランティアとして2年間、モンゴル国立教育大学において、障害児教育のカリキュラムづくりに協力されてきた林賢三氏から、モンゴルにおける障害児教育の現状を報告いただいた。
   期日:2007年9月29日(土)
  会場:中央区立女性センター「ブーケ21」研修室
   テーマ:モンゴルの障害児はいま〜モンゴルにおける特別なニーズ教育の現状と課題〜
  参加者:10名
 

4.文化交流事業
  (1) モンゴル音楽を中心としたコンサートの開催
   

 モンゴルの文化を紹介するコンサート「モンゴルの風」をアヨーシ・バトエルデネ氏およびバータルジャブ・ボルドーエルデネ氏の協力をいただき『七夕コンサート』として開催した。

モンゴルの障害児に車いすを送るためのチャリティコンサート
「モンゴルの風」
   日時:2007年7月6日(金) 19:00〜21:00
  会場:ルーテル市ヶ谷センター(新宿区市ヶ谷佐土原町1-1)
  出演:アヨーシ・バトエルデネ(馬頭琴)、
      バータルジャブ・ボルドーエルデネ(ホーミー)
  司会:マンダブイン(モンゴル元留学生・舞踏家)
  来場者:190人

  (2) ハワリンバヤル(モンゴルの春祭り)実行委員会への参加
   

  在日モンゴル留学生会が中心となり催されているモンゴル文化交流イベント「ハワリンバヤル2007」の実行委員会に参加し、モンゴルの留学生と交流を図った。
  開催日:2007年4月29日(日)〜30日(休)
  場所:東京都練馬区 都立光が丘公園
  主催:在日モンゴル留学生会/ハワリンバヤル2007実行委員会
  後援:外務省/駐日モンゴル国大使館/東京都練馬区
 

5.情報提供事業
  (1) ニュースレターの発行、Eメール/Faxによる情報発信
  (2) ホームページの維持、更新、情報提供および意見交換の場の提供

※さらに詳しい情報はこちら。
  日本財団公益コミュニティサイトCANPAN・ニンジン団体情報
  https://canpan.info/open/dantai/00003395/dantai_detail.html

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